大連の商慣習~お住まいの賃貸借契約について~
大連の賃貸借契約の商慣習について
※同じ中国国内でも地域や省により異なる点がございます。
・契約期間
基本的には1年契約(ただし、短期契約に応じてくれる場合もあります。)
・賃料支払の方法
原則として入居前(契約時)に年間の分を一括(大連ルール)となります。
交渉により、3か月毎や半年毎の支払いも可能です。
・保証金
保証金(日本の敷金にあたる)は賃料の1~2ヶ月分が基本となります。
保証金は解約時に室内の家具・家電・設備等に問題がなければ全額返金されます。
・家具・家電付き賃貸マンション
基本的に大連ではオーナーの好きな家具や家電が予め備え付けられています。
物件ご見学時に家具などもご覧いただくことが出来ますので住む際のイメージがつきやすいと思われます。
※個人オーナーの場合、布団や食器類はご自身でご用意いただくことになりますのでご注意ください
・賃料とは別に発票税が必要
中国の地税局が発行する正式な領収証で物件により年間賃料の数%の支払いが必要となります。
税率は物件(土地の使用権の年数)により計算されます。詳細はお問い合わせください。
・途中解約
基本的には、退去日の1か月前に通知が必要。
(1か月に満たない場合は通知後1か月分の賃料が発生)に加え、違約金(賃料の2か月分が必要)となります。
≪その他注意事項≫
・物件の保留は基本的に難しく、どうしても社内稟議等で部屋を確保したい場合は
オーナーにより手付金(賃料の1か月分)を求められることもあります。
・ご入居前には賃貸センターでの備案、ご入居後には派出所での外国人臨時住宿登記が必要となります。
お引越しのスケジュールが確定した段階で登録等のスケジュールを提案させていただきます。
(外国人臨時住宿登記後に居留許可証の申請を行うこととなります)
・派出所での臨時住宿登記は中国国外から戻った際には必ず届け出をしなければなりません。
これを怠ると罰金を科せられますのでご注意ください。